旧立場川橋梁廃線跡 3


前回の続きです。
築堤を下りて、やや離れたところからの旧橋梁です。


築堤の突端に礎石を組んで、デッキガーダーで橋脚までを結んでいます。


橋脚からは頑丈なトラスブリッジに接続しています。


全スパンの手前と向こうに橋脚は一つずつしかありません。


やや特殊なボルチモアトラスという構造で、アメリカンブリッジ社製です。

旧立場川橋梁の写真を三日間続けてご覧いただきました。
築堤上の廃線跡まで登ったのは、2012年、2018年に続いて3回目ですが、少しずつバラストが減り、枕木が腐食して、ここに鉄道があったという名残が薄くなってきています。
築堤上の平面と両側の斜面との境界の状態も少しずつ角が丸くなってきているようです。