投稿日: 2012年5月25日2012年12月27日 投稿者: くまぱぱ路地の思い出 昼下がりの日差しが、乾いた砂利道に黒い影を落とす。タイルの剥がれた壁。埃っぽく汚れたブロック塀。 狭い坂道の上には古い町工場がある。ひび割れ、煤けたガラス窓。赤茶色く錆びたトタン張りの壁。ところどころに残っている鮮やかな赤ペンキが、妙な郷愁を誘う。 私は少年期の一時期、こんな感じの街に住んでいたような気がする。 この画像は写真を元にイラスト風に作画したものです。実際に住んでいた場所ではありません。