長野県飯山市へ行きました

0710030510月3日、八ヶ岳南麓風景街道の会の長野県飯山市への視察に参加してきました。
お隣の長野県とは言っても新潟県境に近いので、あの広大な長野県を南北に縦断することになり、日帰りとしては結構遠かったですね。(笑
現地での時間が少々短かくて残念でしたが、大変良い視察でした。

写真は、千曲川沿いの国道117号です。左側に30年後を見越した10kmの桜並木を作り、右はフラワーラインと言って住民参加で花を植えるスペースになっています。
看板も少なく、ガードレールも真っ白の無粋なヤツではなく、ワイヤーを使ったガードロープというのがメインで、透過性が高く景観を損ねません。
それさえも、必要最低限だけ設置しているという感じで、上の写真の場所では、夜間の目印になる反射板付きのポールしか見られませんね。

07100306市街地でも、宣伝用の幟旗が立っていることも少ないし、自販機も商店の前以外では殆ど見ませんでした。
こちらは、JR飯山線の線路沿いの道を歩いているところです。
道路が茶色いのは融雪のための地下水に含まれる鉄分のせいだそうですが、大通りもこんな色になっていて、渋くてなかなか良い感じでしたよ。
私は、30年以上前に飯山線を走る蒸気機関車を撮影に行ったことがあるんですが、この辺りは何となくその頃の雰囲気が残っているようです。
視察全体の報告は明日にでも、八ヶ岳南麓風景街道の会のブログにアップする予定です。

“長野県飯山市へ行きました” への8件の返信

  1. 商業主義というか、金儲け主義というか、
    そういった事も含めて景観を壊している事も多いのでしょうね。
    想像力を働かせて、これをやったらどうなるか考える事が大切で、
    色々な人が知恵を出していかなければならないのでしょう。
    この前書かれていた、自販機も想像すれば判ることだと思うのです。
    綺麗な景観を想像出来るように頑張ってください。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    山梨と長野・・隣同士だし、県境に近いところに住んでいて、しかも県境跨ぎのイベント等にも
    色々関係している身としては、どうしても比較してしまうんです。
    山梨はせっかちすぎる・・結果を急ぎすぎる・・試しもしないで「ダメ」を言う・・
    30年後を見据え・・出来ることからやってみる・・そういう姿勢には感心させられました。

  3. ぼくは1月に北海道にニセコに行ってきました。オーストラリアからの観光客誘致に成功した話は有名ですが、あれは正確には隣の倶知安の話。ニセコは実は夏場にも外国からの観光客誘致に成功したことのほうが大きいようです。それと電線の地下埋設です。実にすっきりとした町です。
    各地でこんな街づくりが進むといいですね。

  4. uncle junさん、いらっしゃい。
    そうなんです・・ゆっくりで良いから、未来を見据えた取り組みが必要ですね。
    八ヶ岳エリアも、ゆっくりでも良いからそういう方向へ行きたいですね。

  5. 長野県飯山市・視察報告

    10月3日。長野県飯山市へ「千曲川・花の里山風景街道」の視察に行きました。
    飯山市は「千曲川・花の里山風景街道」の中心です。
    新潟に接する長野県北部で、黒姫山、野尻湖、斑尾高原が周辺にあります。
    飯山市の景観作りは、20年前(1988年)から「いいね、いいやま、いいところ」をキャッチフレーズに開始されました。
    1994から「全市公園化構想」で、心地よさを感じる空間作り。2002年から、住民と協働で「ふるさと風景街道づくり」を開始。公共景観の指針となる「飯山市公共景観デザインマニュアル」を…

  6. この頃自転車で走っていて感じます。
    長野、静岡では確かに少しずつ変わってきています。茶色のガードレール、とんでもない看板や標識の撤去、そして山林の手入れ(間伐)。残念ながら観光県のはずの山梨にはそのような動きが見えません。それは将来に向ってのビジョンでもあると思うんだけどなー。

  7. なかさん、いらっしゃい。
    そうですよね・・実際に長野県へ行ってみると・・「何か違うぞ山梨」・・そんな風に感じる
    ことが多いですね。
    風景街道の会のブログにも報告と写真がアップされたので、そちらも是非どうぞ。

  8. 飯山・六兵衛

    ちょっと遠いですが、信州エリアのお薦め店です。長野県飯山市へ風景街道の視察に行ったとき、ここでお昼をいただきました。市役所から、狭い路地を何回か曲がって行った所にあり、美味しいという評判も半信半疑で入店しましたが、これが大当たりの美味しいお店でした。…

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