駅弁対決・黒豚 vs 牛串

07102901先週末、いつものスーパーで「駅弁大会」をやっていました。
駅弁好きなので、もちろん買ってきましたよ。(笑
今回は息子と二人で肉ものを選び、豚と牛の味比べをしてみました。
名付けて「駅弁対決・鹿児島の黒豚 vs 米沢の牛串」・・な〜んてね。

今回は二人とも始めて買う駅弁です。値段はどちらも1,050円だったかな。
どちらも、パッケージの写真をクリックすると中身の写真が見られます。
先ず上の写真は、九州新幹線出水駅の駅弁「極・黒豚めし」です。
スライスした黒豚肉が甘辛ダレで煮込まれて、ご飯の上に乗っています。
ご飯は出汁で味を付けた炊き込みご飯で、錦糸卵と紅ショウガも乗っています。
他のおかずは、胡麻高菜の漬物とゴボウの煮物です。

07102902こちらは、山形新幹線米沢駅の駅弁「牛串弁当」です。
角切り状の牛肉を串に刺し、甘辛味のゴマダレで煮てあります。
ご飯は普通の白飯で、牛串以外に乗っているものはありません。
その他のおかずは、大葉味噌、ゴボウの煮物、ピンクの沢庵です。

さて、対決の行方や如何に・・・(笑
先ず、何と言っても肉ですね。
黒豚は肉自体の味が良く、油の香りがタレの味と相まって美味しかったです。
ただ、ボリューム感ではちょっとだけ牛串に負けているかも知れません。
牛串の方は、タレが美味しいのですが、肉に歯ごたえが無く、ただ柔らかいだけみたいな感じでした。
これは牛肉を塊で弁当に入れるという、あまり向かない方法をとるために「整形肉」を使っているからだと思われます。
整形肉とは言っても、スーパーで売っている安物のサイコロステーキみたいな「クズ肉の寄せ集め」ではなく、ちゃんとスライスした肉を固めているんです。
要するに、牛肉を塊で、しかも弁当という冷めた状態で、如何に柔らかく美味しく食べて貰うかを考えた結果だと思います。
その努力は買いますし、ボリュームもあり、充分美味しいです。

ご飯はどちらも悪くないです。
炊き込みご飯にした黒豚の方も美味しかったし、牛串の白飯も、肉のタレが染みることを前提にしていて美味しかったです。
錦糸卵は、特にあってもなくても良いようなものですが、色合いという点では黒豚のポイントでしょう。

その他のおかずは似たような感じですが、大葉味噌が入っていた牛串が一歩リードかな。
ただ、ピンクの沢庵はコンビニ弁当じゃないんだから、止めて欲しいところです。

そんな感じで、ちょっと勝負は難しいです。
肉の味は「黒豚」がややリード。ボリュームでは「牛串」が・・・そんな判定でしょうかね。(笑

“駅弁対決・黒豚 vs 牛串” への6件の返信

  1. 牛も豚と同じように薄くても良かったのにね。
    そうすれば食べやすそうだし。
    よく食通番組で、一口食べて「やわらか〜い」と
    それが美味しい代名詞であるかのように言っているのを聞くと、
    噛みごたえがある方が美味しいんだよ。と心の中で言っています。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    そうなんです・・「柔らかい=美味しい」では無いはずなんですけどね。
    まあ、固くて食べられないようなのは問題外として、ある程度の噛みごたえがあるのが
    肉の味わいというものでしょう。

  3. 駅弁大会・・・県内唯一もIYでもたまにやっていますよ。
    僕は親父の田舎、富山の駅弁源の『ますのすし』と、おぎのやの『峠の釜めし』がお気に入りです。
    小淵沢の元気甲斐もなかなかですよね。

  4. yasuさん、いらっしゃい。
    「ますのすし」と「峠の釜めし」は、これはもう、名物と言うよりは、駅弁の定番ですね。
    「峠の釜めし」は信越線の碓氷峠が廃止されて、もちろんまだ横川駅で売っていますが、
    今では駅以外の「おぎのやドライブイン」などで売られる方がずっと多いそうですね。
    頑張って生き残ってますから大したものです。

  5. 確かに・・・
    先日某スーパーで駅弁が並べられているのを拝見しました。
    けれど弁当作りがまるで趣味のようになっている昨今、『弁当』と聞くと避けたい気分の私がいます(^^;
    ちなみにたまに寝坊してコンビニ弁当を食わされることになる息子たち、「超ウメェ」と興奮するのは何故でしょうか。。。

  6. 風花さん、いらっしゃい。
    お母さんは大変ですね。
    私の妻も、息子の弁当だけは殆ど欠かさずに作っています。
    コンビニ弁当に「超ウメェ」と言うのは、たまに味が違うものを食べたからと、お母さんが
    弁当を作れなかったことを責めたくない気持ちの表れでしょう。

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