相鉄3000系&モニ1000

071204011970年、上星川ー西谷間で撮った、大和行きの各停です。
ハーフサイズカメラで画質が悪いのでナンバーも読めません。
車体は6000系(前期型)と同じ形ですが、多分3000系だったと思います。

塗装は、車体の上下がグリーン、窓周りが薄いグレー、窓の下に赤いラインです。
今となっては古いですが、私は割と好きなデザインでした。
実は3000系も国鉄から払い下げられた・・政策的に割り当てられた・・旧国鉄モハ63系車両です。
モハ63系と言えば「桜木町事故」で悪名高い「戦時設計」の車両ですが、事故後に改修が行われ、払い下げられた各私鉄でも独自に車体の改造など、安全対策をしています。
相鉄では、導入時の改造とは別に、1966年には当時最新主力車両の6000系(前期型)と同じ車体に載せ替えられて、旧国電の外観は全くなくなっています。
台車やモーターなどは古いままでしたから、走れば音で分かりましたけれど。

07120402こちらは更に画質が悪くて恐縮ですが、珍しい写真なので掲載します。
1927年製造の小田急1形→東京急行デハ1150形→相鉄モハ1000となった車両で、1965年に荷物電車に改造されたモニ1000形です。
昔は荷物の輸送も鉄道が中心でしたから、相鉄にも荷物電車があったんですね。

塗装は茶色一色でしたが、旧国鉄の茶色より赤味が強かった・・いや、ホントに赤だったかも知れない・・と私の記憶もはっきりしません。(笑