20・能登輪島/旧国鉄七尾線

08030701過去ログ写真館/カラー、今回は旧国鉄七尾線の駅の写真をご覧ください。
現在は無くなってしまったか、存在しても様子が全く変わっています。
1976年1月撮影の貴重な写真です。

輪島駅です。金沢から着いたときにはまだ明るかったような気がします。この写真は後で駅まで行って撮ったのかも知れません。
08030702当時、輪島駅は国鉄七尾線の終着駅でした。
左側に貨車が何台か。真ん中の建物は倉庫か何か、右端にあるのが職員の詰め所でしょう。
奥の電灯がついている建物は、駅の敷地外ですね。
一般の住宅か商店だと思います。
08030703七尾線のディーゼル列車です。
吹雪の中を走ってきた列車は、前面形状の関係で真ん中のドアの部分に集中的に雪が付着するんです。
自分たちが乗ってきた列車を撮ったんだか、すれ違いの列車を撮ったんだか、記憶が曖昧です。
08030704「大雪」の警戒標識が出ている能登三井(のとみい)駅です。
ホームの一角にポイント切替器があり、雪除けの屋根が付いていました。
懐かしい手動式ですね。
除雪に向かう職員が、面白いポーズで撮れました。
08030705こちらは穴水駅。
積み上げた小包の横のネクタイをしている人は、列車の到着を気にしているようですね。多分雪で遅れているのでしょう。
右側の人たちは除雪に行くところでしょうか。女性のように見えますね。

穴水駅だけは今でも「のと鉄道七尾線」の終着駅として存在しています。
08030706ディーゼル急行「能登路」に乗り込む人たち。
当時の地方駅はホームがかなり低かったんです。
機関車の牽く客車には皆ステップが付いていたし、ディーゼルもこんな感じで、かなりの段差がありましたね。
都会の通勤電車が登場するときに、段差があると危ないのでステップを廃止して、その代わりにホームを高くしたんです。
参考サイト→「輪島駅 – Wikipedia
      「能登三井駅 – Wikipedia
      「穴水駅 – Wikipedia

フィルムはフジクロームです。
今回は被写体がこういうものなので、変色はあまり気にならず自動補正だけで済んでいます。
ただ、暗部の潰れだけは相変わらずと言うか、昔のフィルムだから仕方がないのかな・・
次回は輪島と日本海の風景をアップする予定です。

“20・能登輪島/旧国鉄七尾線” への4件の返信

  1. やはり駅や列車の写真、
    そして夜の写真は旅情を誘いますね。
    ディーゼル列車が顔に見えて面白い。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    そうですね・・正に旅情そのものですよね。
    今になって思うんですが、列車や駅の写真はもっと撮っておけば良かったですね。
    当時は国鉄が民営化されたり、路線や駅が廃止されるなんて考えていませんでした。

  3. 気動車、すごい着雪ですね。
    今は急行色も、旧国鉄色も少ないですからね・・・。
    北陸は、親父の田舎が富山だったので、何度か行きました。
    でも能登半島は、富山県側しか記憶ないです。
    当時の北陸、氷見線と城端線乗ったのですが、まだ気動車とディーゼル機関車の引く客車が
    走っていました。
    その頃見ていた、銀河鉄道999の気分で乗ったものでした・・・。
    でも、国鉄の分割民営、路線廃止って想像も出来なかったですよね。

  4. さんちゃん、いらっしゃい。
    富山ですか・・同じ北陸でも輪島辺りとはまた違うのでしょうね。
    私は富山へは行ったことがないですが、冬の輪島は・・そりゃ寒かったです。
    八ヶ岳も寒いですが、日本海の湿気を帯びた寒さってのはまた格別で・・(笑
    民営化で、ずいぶんあちこちの路線が姿を消しましたよね。
    いくら道路があるにしても、鉄道がなくなり、駅がなくなるのは寂しいですね。

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