中央線日野春駅の給水塔2

12061401給水塔をもう少し詳しく見てみましょう。
これはレンガで作られた台座の部分です。
レンガの色と汚れが時代を感じさせますね。



黒と黄色の警告色ストライプが鉄道らしさを出しています。

12061402上の写真の入口から中を覗いてみました。
なんと、地下水を組み上げるポンプが残っています。
横に出ているシャフトに、モーターかエンジンを接続して使用していたのでしょう。
12061403タンクの上部に梯子が付いています。
もちろん昔は地上まで続いていたはずです。
更に、SLに給水するためのアーム式のパイプがあったはずですが、それは残っていませんでした。
12061404左側の土手の上が、現在の上りホームです。
低い部分には線路が敷かれていて、列車から切り離したSLがここまで来て給水を受けました。
ホームの土手が切れた辺りに現在の線路が見えます。
12061405下り列車が発射したので、給水塔と一緒に撮ってみました。
ズームアップで、約240mmの望遠です。
テールランプの赤がいい感じでしょう。
次回は、また別の、この駅の古いものをご紹介しましょう。

“中央線日野春駅の給水塔2” への2件の返信

  1. こんにちは。
    梅雨入りして、朝から降ったり止んだりです・・・。
    給水塔。
    SL全盛期の国鉄時代の貴重な遺産ですね。
    (SLが活躍してたのを直に見たことはありませんが・・・。)
    レンガ造りというのが、国鉄の隆盛を感じますね。<(^^ 10年近く前、 ハワイ・マウイ島のさとうきび列車に乗った時、 給水塔を使ってるのを見ました。v(^^

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    ハワイのサトウキビ列車ですか。
    それも面白そうですね。
    私は実際にこの駅をSL列車で利用したことがありますが、小さかったので給水塔のことまでは
    覚えていません。(笑

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