丸窓電車 2


「丸窓電車 1」の続きです。
上田電鉄別所温泉駅に保存されているモハ5252です。


台車は日本車輌製造D-16型です。(平鋼リベット組立形釣り合い梁式台車)


初期の鋼製車の特徴である床下トラスバーがあります。


全体がリベット組み立てで無骨な感じですが、それも美点と言えますね。


戸袋窓を何故丸窓にしたかは、単にデザイン的なものだったと思われます。
1928(昭和3)年に3両が新造された電車ですが、その3両全てがそれぞれ違う場所で保存されているという、とても幸いな電車です。