貨物列車S字進入


電気機関車EH200が、すぐ横を通過しS字カーブに進入します。


スピードは遅いですが、重量感のある響きが伝わります。


松本の石油基地からのタンカー列車です。


京浜コンビナートへの帰り車なのでタンクの中は空です。


軽快な轍の音を残して通り過ぎていきます。

国鉄時代は、短い貨物列車でも必ず最後尾に車掌車が連結されていたものですが、今の貨物列車はかなり長くてもワンマン運行です。
信号や無線による列車管制などが整備され、運転士一人でも安全性が保たれるようになったからですが、車掌車の姿が見られなくなってしまったのしちょっと寂しいです。

“貨物列車S字進入” への2件の返信

  1. こんばんは。
    S字の通過のこの角度いいですね~。

    あまり見た記憶は無いのですが、
    そういえば、車掌車ってありましたね。
    最近(でもないかな?)
    貨物列車を見かけても全く忘れてました。(笑)

    まぁ、あれだけ長い車両の一番後ろにある理由はわかりませんが……
    運転士が1人でも安全が確保出来るため。
    だとは、知りませんでした。(*_*)>

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。

    元々は、機関士と機関助士の二人が機関車に乗り、車掌が後部の車掌車に乗っていたんです。
    機関助士は、SLの場合は給炭作業がありますが、そためだけに居るのではなく、信号の確認、後方確認、単線の場合はタブレット交換等々、重要な仕事がありますから、給炭の必要がない電気機関車になっても機関助士が乗務していました。
    車掌は後方の安全確認の他に、機関士にはわかりにくい被牽引車の振動など、列車全体の状況を見守り、非常の場合には手動ブレーキをかけるなどの役目がありました。
    現在は自動信号機によって信号とポイント切り替えの間違いがなくなり、台車や連結器の技術的信頼度が高くなったため、脱線や連結離れの事故も殆どなくなりました。
    運転士が運転に集中できるようになったので、機関助士と車掌は不要になったということです。

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