E351系は中央線の高速化のために設計された車両です。
デビュー当時は「あずさ」として走り始めますが、他の形式(183、189系など)との速度差があまりにもありすぎたため「スーパーあずさ」として別の特急としての運用になりました。
その後「あずさ」はE257系に変わりましたが「スーパーあずさ」はまだ早かったのです。
ある意味、あまりにも高性能すぎで運用の場が限られてしまったとも言えるでしょうか。
JR東として初めての振り子式車両ですが、唯一であり、最後の振り子式にもなりそうです。
結局、12両×5編成が製造されただけで、以後の増産はありませんでした。