新旧スーパーあずさ乗り比べ


スーパーあずさの新型と旧型を乗り比べてみました。
最初にお断りしておきますが、あくまでも私個人の感覚的な感想です。
2月9日。先ずは小淵沢7:32のスーパーあずさ4号(新型E353系)で八王子へ向かいました。


その帰り、八王子14:30のスーパーあずさ19号(旧型E351系)で甲府まで。
なぜ小淵沢まで乗らないのかというと、小淵沢は通過してしまうからなんです。


新型E353系の車内です。流石新しいだけあって、色合いも明るく広く感じます。ボディー上部の絞り込みが少ないせいか、実際に旧型より幅があるかもしれません。


旧型E351系の車内です。元々の色合いのせいもありますが、狭く感じますね。カバーの黄ばみなどの経年変化もあり、照明の照度が低くなっているようです。

乗り心地ですが、3項目に分けてみました。
1.シートの座り心地
 新型の方が若干広く、座り心地も良いような気がしました。
 実際に測ったわけではないので気分的なものかもしれません。
 ボディー上部の絞り込みのせいもあるかもしれません。
2.カーブ通過時の揺れ方
 新型の方が遠心力で外側に体が振られる感じがしました。
 その時の揺れは、少しガクンとくる硬い感じの揺れでした。
 旧型は遠心力で体が降られる感じはあまりありません。
 カーブに入った時と出た時にフワッとした揺れがあります。
3.ポイント通過時の揺れ方
 新型は硬い感じの揺れがありますが、安定しています。
 旧型は硬さはありませんが、ふわふわした感じの揺れです。

新旧どちらも、窓側のシートに座った状態での感想です。
全体として、新型はやや硬めの揺れ、旧型は柔らかい揺れ、ということになると思います。
旧型で「酔いやすい」という人が割りと居るようなのですが、この「柔らかい」「フワッとした」揺れが影響しているのではないかと思います。
なので、旧型で「酔う」という人は新型なら問題ないと思います。
シートを含めた居住性も新型の方が良いので、トータルでは当然ながら新型に軍配が上がりそうですね。

ただ、私の場合は旧型でも酔うと感じたことはないので、遠心力をあまり感じさせないソフトな乗り心地も捨てがたいものがあります。

せっかく試乗したので新型のデッキ部分の画像を御覧ください。


デッキから客室内に入るところです。
タッチ式自動のガラスドアにはストライプがプリントされていて、いい感じでした。
デッキ部分は、殆ど黒に近い木質調の内壁で、やや落とした照明がいい感じです。


乗降用ドアはこんな感じで白っぽい色です。
左のドアレバーと小さい窓があるのは乗務員室のドアです。乗務員以外立ち入り禁止です。

“新旧スーパーあずさ乗り比べ” への2件の返信

  1. こんにちは。
    この三連休は、暖かめですね。
    おっ!
    さっそくE353に乗りましたね!(^-^)/

    まったく、性格の違う感じの車両ですね~。
    照明の明るさがあるからかもしれませんが、
    車内がだいぶ広く感じますね。
    窓の傾斜が緩やかになって?
    窓際の圧迫感も減ってるかな?

    デッキ部に高級感が漂ってますね。(笑)

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    そう。まさに「性格が違う」車両ですね。
    乗るなら新型です。

    まあ、3月17日ですべてのスーパーあずさが新型になりますので、慌てなくてもこれから乗れますけれど。
    逆に旧型は3月16日までで運用を外れ、全車が廃車になるそうなので、写真は今のうちにと思って撮りまくっています。

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