小海線佐久広瀬駅

08121501小海線始発駅の小淵沢から数えて7つ目の駅。
標高は1,073mで、JRの駅で5番目の高所にあります。
田圃の畦にフェンスと小屋が建っているような・・

都会では考えられない駅の風景・・
秘境?の駅」の正体はこの佐久広瀬駅です。
08121502ホームの小諸側の端から小淵沢方向を見た写真です。
側線も信号もない線路が一直線に続いています。
当然、すれ違いは出来ません。
ホームと待合室があるだけで、人家も見えませんね。
08121503待合室はJRになってから立て替えられました。
白と水色に塗装された、小さいけれどモダンな建物です。
もちろん無人駅ですが、きれいに掃除されていました。
081215042枚目と反対側から撮った写真です。
トンネル(第一広瀬トンネル)の向こう側に、駅から一番近い「南牧村広瀬」の集落があります。
線路の右側は千曲川の河原です。
08121505待合室のこちら側が、一応正式の出入り口らしいです。
とは言え、こちらも田圃の畦である事に代わりは無さそうですが・・

今は一面の土色でちょっと残念ですね。
初夏から秋の間は、美しい日本の里山の景色になります。
さて、この佐久広瀬駅ですが、地元の人以外は車でたどり着く事は難しいかも知れません。
国道141号からは遠く離れています。
舗装の地方道が近くを通っていますが、途中から田圃の間の細い道をくねくねと下っていかなければなりません。
その道が狭く、すれ違いは出来ませんし、農繁期には農作業の車両も出入りするので、車での進入は控えてください。
こういう駅は、何時までも守っていきたいものです。

北杜市アルファブログ "Hokuto In Our Time"」今週の私の記事「たまには振り返るのもいい」に掲載したイラストは、この佐久広瀬駅のイメージです。

“小海線佐久広瀬駅” への2件の返信

  1. ちっちゃくて可愛い待合室ですね〜。
    普通の人は小海線に乗って行くしかないんでしょうね。
    降りたら次が来るまで一回りって感じかな。

  2. depthfieldさん、いらっしゃい。
    昔、中学生の頃だったか、弟と二人でSLの写真を撮りに行ったことがあるんです。
    その頃は、それこそ何もない所で・・「凄い所へ来ちゃったなあ」と思いました。

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