駅をここに作った訳

08121801小海線の第一広瀬トンネルです。
小海線佐久広瀬駅」の記事に書いたように、このトンネルの向こう側に「南牧村広瀬」の集落があります。

何故、トンネルの向こうに駅を作らなかったんでしょうね。
集落の近くの方が便利だったと思うんですが・・
08121802これが広瀬の集落です。
方向としては、上の写真と同じ向きです。
トンネルを越した列車は左にカーブしますが、その時に左上を見上げるとこの集落がある・・そんな感じです。
08121803千曲川です・・佐久広瀬駅のホームから撮影しました。
河原も広く、ゆったりと流れていますね。
左が川下ですが、そちらに例のトンネルがあるんです。
08121804トンネルの手前で、川は急に右に曲がって川幅も狭くなります。
周囲も岩壁になり、峡谷の雰囲気ですよね。
この状態でトンネルを迂回して、向こう側でまた小海線の線路と合流すると言えば分かりやすいでしょうか・・
08121805要するにトンネルの向こう側は、峡谷となった千曲川に沿って線路があるため、駅が作れなかったんです。
実際、鉄橋もいくつかありますしね。
で、やむを得ず、集落から離れた今の位置に駅が出来たんです。
まあ、離れているとは言っても、距離は1〜2km程度です。
今は近くに、屋内ゲートボール場も出来ているし・・それなりに人が居る雰囲気はあります。

実は37年も前に行ったことがあるんですが、当時はそれこそ見渡す限り何もなかったですよ。(笑
上の方の地方道も未舗装だったし、ガードレールもなかったし・・電柱もこんなに無かったなぁ・・しかも木製の電柱でしたしね。
本当に冗談でなく、人里離れた寂しさがありました。

“駅をここに作った訳” への2件の返信

  1. お久しぶりです。
    実はついこの間、小海線にお忍びで乗りました。約3年ぶり・・。小学生の時から通っていますが、本当に懐かしく、変わらず、いい路線です。
    佐久広瀬駅については私もいつも同じ事を考えていました。なぜこっち側って。
    そういう事情があったのですね。

  2. なおさん、いらっしゃい。
    いや〜ホントに久しぶり。
    お忍びで小海線・・言ってくれれば付き合ったのに・・なんてね。(笑
    しかし、佐久広瀬駅は、誰でも不思議に思いますよね。
    「何でこんな人里離れたような所に駅があるのか?」って・・

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