飯田線の上片桐(かみかたぎり)駅です。
今の待合所は、2009年に古い木造駅舎から立て替えられました。
相対式2面2線のホームがあり、下り方向の構内踏切で結ばれています。
上りホームは、待合所から庇を延ばした上屋があり、下りホームには小さな待合所があります。
本来の出入り口は上り線側の待合所を通るルートですが、反対側も構内踏切の脇に柵のない場所があり、出入りできます。
1920(大正9)年に伊那電気鉄道の駅として開業しています。
以前は日本セメント(現在の太平洋セメント)のセメント荷役設備が近くにあり、専用線が伸びて伸びていました。(1996年廃止)
周辺は農地と市街地が入り組んだ感じで、一日あたりの乗客数も400人近い数となっています。
次は伊那大島駅です。