飯田線伊那田島駅


飯田線の伊那田島(いなたじま)駅です。
果樹園の広がる中、踏切脇にひっそりとある小さな駅です。


この小さな階段が入り口で、駅舎はありません。道は割りと幅がありますが交通量は殆どありません。


ホームは単式1面1線です。下り方向は25パーミルの急勾配なので保線用留置線との段差が目立ちます。


ホーム上には、小さな待合所の他にトイレがあります。この規模の駅でトイレが有るのは特筆モノです。


1920(大正9)年に伊那電気鉄道の伊那田島停留場として開業しました。
長野県上伊那郡中川村にある唯一の駅で、道幅も広く、駐車スペースもあり、村営の循環バスも走っているそうです。
しかし、中心集落から離れているため利用客は少なく、一日の乗車客は10人余となっています。

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