旧木曽街道奈良井宿・5


奈良井宿は途中クランク状に曲がっているところがあります。
「鍵の手」と呼ばれ、人馬(特に軍隊)が早く通れないような仕組みです。


水場や道祖神が置かれ、平時には旅人が一休みできるような場所でもあったようです。


小さなお不動さんも祀られていました。
街道はここから少し道幅が広くなっています。


この道幅の広がったあたりからが、奈良井宿の中心地なのでしょう。


そうそう。こんな旗がありました。
昔の街道の名前はその時の支配者によって(京都が中心の時代には東山道と呼ばれたり)いろいろに呼ばれていたらしいですが、江戸時代に江戸を中心とした名前に統一されたのだそうです。