篠ノ井線松本駅

121201011902(明治35)年開業の駅。
篠ノ井線としては中間駅ですが、中央線(東西)の始発終着駅であり、更にJR大糸線、アルピコ交通(旧松本電鉄)上高地線の起点駅であるため列車数が非常に多く、とても大きな駅です。



ホームは0番線から7番線(0・6・7番線は切欠きホーム)の、4面8線となっています。

12120102上の写真は、2番線ホームから、0、1番線ホームの塩尻側を撮ったものです。
左は、6番線ホームから長野側を撮りました。
「MIDORI」というのは、東口(お城口)にある駅ビルです。
5番線と6番線の間には待避線が複数あります。
121201031番線ホームの塩尻側から見た「松本車両センター(旧松本電車区)」です。
中央東線のE257系とE351系、大糸線用のE127系など、240両が所属しています。
中央線辰野支線のクモハ123-1もここの所属です。
12120104橋上駅舎の改札口(内側)です。
全てのホームにエレベーターが、6、7番ホーム以外にはエスカレーターも設置されています。
何となく甲府駅に似た感じですが、スペースは余裕があります。
12120105東西自由通路から改札口を撮りました。
自動券売機は10台、指定席券売機4台、自動改札機は6通路です。
東口を「お城口」、西口を「アルプス口」と名付けています。
12120106みどりの窓口、びゅうプラザもあり、スペースが広いです。
1日あたりの乗車客は甲府駅より2,000人ほど多いのですが、混雑感はありませんでした。
写真はアルプス口方面です。
12120107お城口の入口です。
松本駅は3回の改築があり、現在の駅舎は4代目です。
「松本驛」の木製表札は、3代目の駅舎に掲げられていた、篆刻家の曽山環翠による揮毫のものです。
12120108お城口ロータリーの全景です。
地方の中核都市の駅としては普通で特長はありませんから、甲府駅にも雰囲気は似ています。
ただ、何しろスペースの余裕があり、ゴチャッとした感じがないのが信州らしくていいですね。
今回は松本市美術館に草間彌生展を観に行くのが目的だったわけですが、どうせならと、みどり湖駅から1駅ずつ下車して撮影してきました。
それでも松本駅のお城口を出たのは9時半前でしたから、小海線の始発で出発した甲斐があったというものです。
この後は、既に以前の記事でご紹介した通り、松本市美術館まで歩き、草間彌生を観て、中町通り、ナワテ通り、松本城、旧開智学校と歩き、松本駅へ戻りました。

中央線の駅ですが、これで甲府ー松本間は、辰野支線を除いて全駅の撮影が終わりました。
辰野支線はいずれ撮らなければならないと思っていますが、甲府から東も撮りたいですね。
さてさて、次はどうしましょうか。