鎮(しずめ)神社といいます。
木曽の奈良井宿の南端(鳥居峠側)にある神社です。
簡素ですが、きれいな丹塗の拝殿があります。
手前はご神木です。
これは覆屋で、この建物の中に本殿があります。
残念ですが、本殿は外からではよく見えません。
覆屋にかけられた扁額は小さいですが、木彫の竜がとてもいい感じでした。
手水には山の自然の水が常に流れています。
奈良井宿は宿場のあちこちに自然水の水飲み場がありました。
社務所です。
宿場の雰囲気に合わせて作られた建物のようです。
祭神は経津主命(ふつぬしのみこと)で、奈良井宿で疫病が流行った時、下総国の香取神社より勧請され、鎮神社と名づけられたそうです。
奈良井宿の鎮守として、現在も毎年の祭礼が行われ、尊崇を集めているそうです。