森林鉄道の客車の台車です。
後ろの台車と連結棒でつながり、上に木製の車体を載せています。
これは材運台車。客車の台車と大して違いません。この台車2つに丸太を渡して運びます。
ギザギザの歯のようになっている所に丸太の一端を載せ、外側に崩れないようアームで支えます。
連結器はこんな形をしています。朝顔型連結器と言って、森林鉄道や軽便鉄道では標準的なものです。
太い鎖の一片のようなリングを通して、ピンを差し込んで留めるという、完全に手動式の連結器です。
古き良き時代とは言いますが、危険な重労働の時代でもあったのです。