塩尻駅から中央西線に入って三つ目の贄川(にえかわ)駅です。
1909(明治42)年、開業当時の古い駅舎が今もあります。
旧木曽街道贄川宿の関所跡が近くにあり、その雰囲気を駅舎に取り入れたのは最近のことでしょう。
国鉄の分割民営化以前に無人駅となっていましたが、駅舎内部の雰囲気は昔のままのようです。
改札を出たところが、下りホームで、跨線橋で上りホームと連絡しています。
上りホームは島式ですが、片方(旧3番線)は撤去されているため、運用上は相対式ホーム2面2線と同じです。
深い庇をホームに張り出した、古い地方駅の雰囲気を今も残すきれいな駅舎です。
ホームの下り側の先端からの写真です。
塩尻からここまで複線だった線路が、この駅から単線区間になります。
旧木曽街道贄川宿は実質的に木曽路の入り口で「これより南木曽路」の石碑も贄川地域にあります。
とは言え、駅としては一つ手前の日出塩駅からの方が近いのですが。
次は木曽平沢駅です。
こんばんは。
結構立派な駅舎ですね。
鉄ネタじゃなくてすいません。
「贄」の字。
読めても書けない漢字ですね。
会社の先輩に「贄田」さんて方がいるのですが、
宮崎出身で、その苗字は地元でも親戚くらいだそうです。
親戚以外では、埼玉に数軒いらっしゃるそうです。
「贄」⇒「生贄」⇒「お供え」の意味だそうです。
鉄ネタじゃなくてすいません。
くまごろーさん、いらっしゃい。
この駅名は木曽の贄川宿から来たものですが、ずっと昔は温泉が湧いていて「熱川」と書いて「にえかわ」と読んだらしいです。
お湯が「煮え立って熱かった」んでしょうね。
で、温泉が枯れてしまって「贄川」となったそうです。