首長館またはブリュナ館と呼ばれる建物です。
明治政府が指導者として雇ったフランソワ・ポール・ブリュナの住まいでした。
L字形のとても大きな建物です。
この内側の部分は個人の家と言われても納得ですが・・
こちらから見ると大変な大きさで、ブリュナが明治政府から如何に重用されていたかわかります。
四方にベランダがあり、窓の多い作りです。
ブリュナが帰国した後は、女工の寄宿舎や教育や娯楽の場に使われていたそうです。
窓ガラスは日本ではまだ凹凸のあるものしか作れませんでした。
今となってはそれが味があり、とても貴重なものになっています。
平滑で歪みの少ないものは、後から入れ替えられたものなのでしょう。