秋の駅弁まつり

いつものスーパーでは、ほぼ毎年春と秋に駅弁大会があります。
今年はちょっと趣向が変わって「牛肉対決」「カニ対決」「地鶏対決」の三つがメインとなり、いつもと何となく品揃えが違っていました。

で、買ってきたのはこの3種です。
今回はどれも初めて買ったものばかりですよ。
最初は「松茸栗めし」1,050円。
山陽本線と山陽新幹線の「三原駅」の駅弁です。
結構立派な栗と松茸が入っています。
味は上品で美味しいですが、ちょっと薄いかな。
弁当なので冷めてから食べる事を考えれば、もう少し濃いめの味でも良いと思います。
こちらは「米沢のまかない牛めし弁当」1,050円。
山形新幹線、奥羽本線の「米沢駅」です。
黒毛和牛の肉を、生姜を効かせた醤油で「しぐれ煮」にしてご飯の上に乗せてあります。
味はとても良いですが、他のおかずは如何にも付け合わせという感じです。
最期は本物の土鍋に入った「じゅんじゅん鍋」980円。
東海道本線（琵琶湖線）の「草津駅」で、私たち関東の人間は、つい「草津温泉（群馬県）」と勘違いしてしまいますが、滋賀県草津市にあります。
滋賀の方言で「すき焼き」を「じゅんじゅん」と言い、うなぎが入っているのが特長です。
濃いめの甘辛出汁がご飯にしみていて、とても美味しいです。
今回の駅弁は、どれもなかなかレベルが高かったように思います。
まあ、私の好みを言えば「じゅんじゅん鍋」でしょうか。
量がやや少なめなんですが、本物の土鍋という事もあり、これは人気が出そうです。
そうそう、写真に赤い四角いものが写っていますが、それはコンニャクでした。