かつサンド対決

09110701秋の駅弁まつり」の時に買ってみたものです。
右は、中央線小淵沢駅の「清里高原かつサンド」です。
普段は予約販売で、時間に合わせて揚げたてのカツを挟んでいるということです。

左は、中部国際空港の「名古屋名物みそかつサンド」です。
最近人気の空港弁当・・空弁(そらべん)です。
09110702パッケージを開けるとこんな感じです。
どちらも食パン2枚でカツを挟み、3つに切ってあります。
男性の場合、ボリューム的にちゃんとした食事としては、ちょっと足りないかな?
軽食、または何か他のものと組み合わせれば良いかも知れません。
09110703「清里高原かつサンド」のアップです。
山梨県畜産試験場で開発されたフジザクラポークを使い、細切れ肉を重ねることで、冷めても軟らかく、しかもしっかりした食感のトンカツです。
カレー風味のソースを塗って、パンに挟んであります。
パンに、バターは塗られていないようです。
09110704こちらは「名古屋名物みそかつサンド」のアップです。
こちらはパンがトーストになっているのが特長です。
パンには辛子バターが塗られていて、甘い味噌カツのソースとのバランスも良いです。
カツは、所謂「ソフトカツ」という成形肉のカツで、軟らかいですが肉の味が薄い感じです。
さて、対決の結果です。(笑

先ずパンです。
「みそかつサンド」は、一工夫してトーストにしていますが、完全に冷めてしまった場合に、トーストとそのままのパンのどちらが食べやすいかと言えば、私はそのままのパンだと思うんです。
冷めてから食べる場合が多いお弁当の場合、トーストにするという工夫が、逆にマイナスになってしまいましたね。
パンにバターが塗ってあるのは良いと思いますが、冷めたトーストのマイナスは挽回できません。

次にソースです。
やはり伝統の八丁味噌を使った「みそかつサンド」ですね。
「清里高原」のカレー風味ソースも美味しいですが、ちょっとインパクトが弱いです。

最後にカツです。
フジザクラポークという山梨県独自の素材を使ったことと、細切れ肉を重ねることで、食感の良さを出した「清里高原」は流石です。
「みそかつ」は、ただ軟らかいだけで味が薄い成形肉であることが大きな減点です。

・・というわけで、この対決は、カツの肉にこだわった「清里高原かつサンド」の勝ちとさせていただきます。