第2甲州街道踏切

09120201踏切の標識」の正解です。
国道141号を清里から野辺山に向かい、山梨長野県境の手前で旧道に入った所にあります。
もちろん小海線の現役の踏切ですよ。

「踏切あり」の標識は、あまり交通量の少ない道路には設置されていないのが普通です。
ここは元国道で、しかも山道でしたから、以前はたくさんの車で混雑した所です。
09120202この狭い道が国道141号で、大型トラックも走っていたんです。
すれ違いが出来なくて、ちょっと幅の広い所で待っていたりしたものです。
そんなに大昔の事じゃないです。
私がペンションを始めた頃は、こちらが141号だったんですよ。(笑
09120203列車の接近を感知して動作する機械などは、新しい物に順次変更されています。
でも、道路標識などは、古いものがそのままです。
国道から格下げになった時点で、設置基準以下になってしまったのだと思います。
だからと言って、わざわざ撤去するのも無駄ですから、その場にあるという訳なのでしょう。
この道は、地元にいる私たちでもめったに通ることはありません。
今回、たまたま思い出して行ってみたんですが・・まあ、たまにはこういう事をすると、思いがけないものに出会うこともありますね。

09120204おっと、忘れていました。
現役の踏切だという証拠を見せましょう。(笑
清里から野辺山に向かう列車です。
勾配のきつい所なので、普通の気動車はかなりエンジン音が大きく聞こえます。
ここから数分で、野辺山駅に着きます。

09120205さて、もう一つ追加です。
小海線野辺山駅」の記事で書いた「駅の標高は、何処の高さか?」の件です。
構造物や建築物の工事は「基準面」があります。
鉄道の線路の場合は、左図のように路盤の高さが、その場所の標高です。
駅の場合は、枕木やレールが建物、道床が基礎だと思えばすぐに分かりますね。
路盤に当たるのは、地面です。
つまり「2. 駅舎の建つ地面の高さ」が正解なんです。
駅の標高よりも「JR最高地点」の標高がレールの上面ではなかった方が意外に感じられたかも知れませんね。

“第2甲州街道踏切” への2件の返信

  1. flipperさん、いらっしゃい。
    そうなんです。
    要するに、線路があっても駅があっても、地面の高さが標高ということらしいです。

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