ドアの戸袋部分の窓が楕円形なのが特徴で「丸窓電車」と呼ばれて親しまれています。
上田電鉄の前身ある上田温泉電軌が1928(昭和3)年に新造したデナ200形から改称されました。
15m級3扉両運転台で、丸屋根の半鋼製車です。
日本車輌製造で3両製造された内の1両です。
屋上に取り付けられた前照灯もいい感じです。
屋根材はアスファルトでしょうか。
3両製造された全てが保存されているというのも珍しいですね。
この5252は別所温泉駅構内、5251は上田市のさくら国際高等学校、5253は長野計器丸子工場に終の棲家を得ています。
新車当時から別所線(社名は何度か代わりましたが)だけを走ってきた電車です。
沿線の人達に愛されているのが分かります。
詳しくはこちら 「モハ5250丸窓電車〜上田丸子電鉄の軌跡」