(旧)軽井沢駅舎記念館3

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EC40型電気機関車が展示保存されています。
日本の国有鉄道が初めて導入した電気機関車です。

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鉄道院(国鉄の前身)が1912(明治45)年に輸入した当時の形式は10000型。
66.4パーミルの碓氷峠専用のアプト式です。

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普通のレールの間に歯車状のラックレールがあるのがアプト式の特徴です。
ここに機関車側の歯車状の車輪を噛ませて走ります。

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当時のトンネルは狭かったため架線を張れませんでした。
そこでこのようなサイドレールに電流を流し、集電靴と呼ばれる装置を接触させて電気を受けていました。

C型(同軸数が3)という蒸気機関車は多数ありますが、電気機関車は日本ではこの形式だけです。