川平を往く

10051101小海線信濃川上ー佐久広瀬間。
南牧村広瀬の川平(かわだいら)地区を走る、小諸行き下り列車です。
トンネルを抜けて、築堤上に出たところです。



広瀬とは、狭かった千曲川源流の幅が広がり、瀬(川底が浅く白く波立つ所)になった所だから・・川平とは、川の周囲に平地があることから付いた地名だと思われます。
10051102山あいながら、開けた感じの所へ出て、下り勾配を軽快に走り抜けていきます。
下り列車の場合は左手に千曲川が見えます。
時期にもよりますが、投網を打つ人の姿が見かけられることもあります。
10051103カーブした築堤の向こうの山の緑は、まだそれ程濃くありません。
山桜の花の色が、しっとりと落ち着いた感じに見えます。
線路脇の畑では、野菜の苗が植えられたばかりのようですね。
10051104このカーブの先で、川平の集落をかすめるように過ぎ、千曲川に架かる鉄橋を渡ります。
鉄橋の写真はこちら→「緑の山里を抜けて
その鉄橋の少し先に「佐久広瀬駅」があります。
山桜が咲いている内にと思って撮影に行きましたが、山の緑はもう少し後の方が良かったかも知れません。
ここでは、別のアングルで、ハイブリッド列車も撮ったので、近いうちにご覧いただきます。