28・金沢駅にて

10072201過去ログ写真館/カラー」の28回目は、金沢駅のホームで撮った写真です。
これで、1976(昭和51)年1月の金沢・輪島旅行の写真は終わります。
なお、今回から、新しいスキャナーで取り込んだ写真を掲載します。



これは、金沢ー上野間を走っていた特急白山で、車両は489系です。
形は旧こだま型の181系と同じですが、交流の北陸本線を走るため「交直両用」となっていました。
10072202信越本線碓氷峠越えにEF63形電気機関車を連結するため、自動連結器を装備していました。
上の写真ではオレンジ色のビニールカバーがついていますが、本来のハードカバーは密着連結器用のため入らないからです。

向こう側の列車は、金沢ー大阪間を走る特急雷鳥(車両は485系)です。
10072203ホームの反対側だったと思います。
結構長い貨物列車が止まっていました。
ホームに入ってくるのは475系の快速電車です。

向こう側に停まっているディーゼル機関車はDD13形だと思います。
10072204荷物の運搬をしている作業員の人たちです。
昔は宅配便なども無かったですから、荷物の輸送は鉄道がメインでした。
寒くても暑くても、かなりきつい仕事でしょうね。
10072205列車が到着するまで、ちょっと一休みという所でしょうか。

急行白馬の停車位置表示がありますね。
当時は、金沢発、大糸線経由で松本まで走っていたディーゼル列車です。
急行白馬は1982年に廃止されています。
10072206これは多分、七尾線用の気動車です。
右奥の青いボディーは、10系客車でしょう。
左奥にはディーゼル機関車が居ます。
10072207茶色い客車はオハフ33、ディーゼル機関車はDE10です。
北陸本線の区間列車用の車両だと思います。

この年は特に大雪だったので、金沢も輪島も、どこへ行っても雪がいっぱいでした。
駅の構内でも、保線作業員が総出で除雪をしていました。
金沢、能登、輪島の写真はこれで終了です。
次はどこにしましょうか・・(笑

今回の写真取り込みに、初めて新しいスキャナーを使ってみましたが、いかがでしょうか?
フィルムはフジクロームなんですが、今までよりシャープで暗部の潰れが少なくなったと、私は思っています。
近いうちに、新旧のスキャナーで同じ写真を撮って比較してみたいと思います。

“28・金沢駅にて” への2件の返信

  1. 確かに色の出方が良い感じのような気がしますが、
    較べないとわかりませんね。
    子供の頃、貨物列車が通ると何両連結なのかと数を数え始めた記憶があります。
    それくらい長く続いていました。
    エコの観点から考えると、トラック輸送から貨物列車輸送に
    再び切り替えれば良いのにと思ってしまうのですけれどね。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    そうですね・・2枚並べて比較すると、かなり違うんですが・・近いうちにアップしますね。
    昔は、貨物列車がずいぶん長かったし、列車の本数自体も多かったですよね。
    もっとも、小口の輸送が鉄道からトラックに移行してきたおかげで、個人宛の宅配便が今のように
    普及したわけで、それは鉄道貨物では難しいでしょうね。
    鉄道好きとしては、何とかできたら良いのにと思っていますけれど。

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