石の街の写真表現2

14072001石の街の写真表現の第2弾。
このくらい表現を加えると、写真だかイラストレーションだか分からなくなってくる。

14072002まあ、私としては、その境界線はあまり意味を持たないと考えている。
元々写真というのは「真実を写さない」というのが私の持論だから。

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石の壁の窓辺に花が飾られていたり、車が止まっていたり、標識があったり、明かりが灯っていたり・・人は写っていなくても、人々の生活がある石の街を私なりに表現してみた。

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実際にその場に居て撮影している時は、その場のイメージを頭に焼き付けている。
写真はそのイメージを自分の頭から呼び覚ますためのきっかけであり、その場でスケッチをするのと同じ事だ。
それを自分のアトリエ(という程のものではないが)で組み立て、描き上げていく。
そしてそれは、写真であっても絵であっても、どちらでも良いことなのだ。