鉄橋を渡る列車を撮る

10102201これは境川橋梁です。
場所は清里―野辺山間・・最高地点の踏切より、少し清里寄りにあります。
長さ39mのカーブした鉄橋です。



国道141号から見えるんですが、立木が邪魔で、列車が完全に見えるポイントは少ないです。
大型トラックがすぐ横を通過するので、撮影には注意が必要です。
10102202こちらは「小海線レトロ列車」でご紹介した湯川橋梁です。
下路トラスブリッジなので、列車が完全に中に入っている時はだめです。
この写真のように先頭が顔を出した時が狙い目ですが、線路脇の草むらが下部を隠してしまいます。
このへんのタイミングは難しいですよ。
実は、どちらもレトロ列車撮影のためのロケハンに行った時の写真です。
当然、レトロ列車の写真より日付は古いです。

さて、まず上の境川橋梁です。
この位置からでないと撮れないので仕方が無いのですが、24mmの広角で写真の状態ですから、カメラから鉄橋までが近すぎます。
レトロ列車は機関車を入れると4輌編成なので、フレームに収まらないですよね。

下の湯川橋梁は、線路脇の草むらが邪魔なことと、この位置では列車の先頭部が鉄橋を出たところを狙うしかありませんが、その場合、鉄橋より向こうに後部車両がはみ出しているので格好がよくありません。
色々と撮影ポイントを探した結果・・以前の清里―軽井沢サイクリングのコースから、この鉄橋が見えたのを思い出し、そこから望遠で撮ることにしたんです。
しかし、行ってみると、ちょっとした樹の枝が邪魔をしていたり、電柱があったり・・で、そこのポイントも、前後には80cm、左右には50cmしか動けないんですよ。

以前「鉄橋を渡っている写真」の記事で、鉄橋まで近付けないところが多いと書きましたが、例え近付けたとしても、まあ、こんな具合で、鉄橋を渡る列車を撮るのは、なかなか大変なんです。(笑