旧立場川橋梁の廃線跡

12100301「立場川橋梁を渡る」でご紹介した旧立場川橋梁の廃線跡です。
斜面を登って築堤上に立ちました。
ご覧のように、枕木は一部が見える状態で残っていました。



写真ではわかりませんが、バラスト(砂利)も少し残っていました。

12100302山(富士見)側から撮った写真です。
単線だったので築堤の幅は狭いですね。
傾いた架線柱が残され、築堤の先には赤錆と化した鉄橋があります。
12100303築堤上から東を見たところです。
八ヶ岳と中央自動車道の高架橋が見えます。
ここで反対(西)側を撮ったのが、昨日の記事の写真です。
12100304築堤の先端には、こんな柵が設置されています。
鉄橋の上は立入禁止です。
数年前までは、山菜やキノコを取りに行くために地元の人が渡っていたと聞きましたが・・
12100305柵の間から覗いてみました。
かなり錆と腐食が進んでいるし、渡り板もところどころ脱落しています。
とても渡る気にはなれませんね。(汗
この廃鉄橋をどうするか・・このままでは遠くない将来に落下する危険がありますが、撤去のためには相当な費用がかかるそうです。
また、鉄道遺構(近代産業遺跡)として保存し観光などに活用しようという声もありますが、安全のための補修工事にも相当の費用がかかります。
どちらにしても地元自治体の手に負える予算規模ではないということで、困っているようです。

2009年にこの鉄橋の記事を書き、写真を掲載しましたので、以下のリンクをご覧ください。
廃線の鉄橋・1
廃線の鉄橋・2

“旧立場川橋梁の廃線跡” への2件の返信

  1. お久しぶりです。先月、9月に僕も、訪れてきました。築堤の鉄橋と反対側、トンネルの入り口ありましたね。その、トンネルの反対側が、富士見駅付近に見る事出来ました。

  2. さんちゃんいらっしゃい。
    出来ればこの鉄橋とトンネルを保存して欲しいですね。
    鉄橋の整備に2〜3億かかるそうで、今のところは解体の方が優勢らしいですけど・・

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