冬の千曲川を渡って

11012601小海線、佐久広瀬ー佐久海ノ口間を走る降り小諸行き列車です。
車両はハイブリッド、キハE200です。
千曲川対岸の冬枯れの中を淡々と走って行きます。



こういう風景の中では、ステンレスボディーの色は案外目立たないものです。
もう少しぱっとした色の方が、小海線には似合うと思うんですけどね。
11012602鉄橋を渡っている写真」でご紹介した、第4千曲川橋梁を渡ります。
この一瞬、太陽の角度がピッタリ合ったようで、ステンレスのボディーが輝きました。
間もなく佐久海ノ口駅に到着します。
11012603これは小海にほど近い第7千曲川橋梁です。
以前「初夏の千曲川」でグリーンシーズンの写真を掲載しましたね。
当然のことですが、季節が変わると景色も全く違って見えます。
キハ110系のボディーカラーは爽やかで小海線にはマッチしています。
でも、グリーンシーズンは周囲の環境に埋もれてしまっていますし、冬枯れの中では何となく寒々しい感じもします。
建物や道路などの動かない構築物は風景に溶け込むほうが良いのですが、列車や車など移動するものの場合は別の検討が必要です。
私の感覚では、もっとビビッドなカラーが欲しいんですけどね。